マイナンバー制度について感じること

マイナンバー制度について感じること

ニュースでマイナンバーの通知が各家庭に発送されたと放送されてからしばらく経った頃、我が家にも簡易書留でマイナンバー通知カードが届きました。夫と私の二人分が同じ封筒に入っていました。

 

マイナンバーという制度が始まること、その通知カードが届くこと、そしてその番号は何やらとても大切なものらしいということ、私がマイナンバーについて事前に知っていたことといえばその程度です。このナンバーが割り振られたことによって、おそらくは色々な手続きが楽になったのでしょう。しかし今のところその恩恵を受けているようには感じません。

 

マイナンバー通知カードが届いてからその出番があったのは、これまでに一度だけです。夫の会社で年末調整を行う際に必要だということで、彼が二人分の通知カードを職場に持っていきました。番号を伝えるだけではダメなのかとも尋ねてみましたが、現物が必要とのこと。これがなぜなのか私にはよく分かりません。

 

とにかく国民に対する説明が圧倒的に足りていないのではという気持ちがぬぐえないまま、制度が始まってしまったような印象があります。既に始まった制度にあれこれ言っても仕方がないのではないかとは思います。でも正直なところ、この制度に対する国の動きはあまり良いとは感じません。通知カードの受け渡しについてもいくつも不備が指摘されていました。

 

受取人のサインが必要なはずの通知カードが郵便受けに入っていた、不在届をもって後日役所に通知カードを取りに行った人に同姓同名の別人のものを渡してしまったなど、報道されたものだけでも不安を感じるのには十分です。

 

アメリカ等の日本よりずいぶん前にこの制度を施行した国でも、色々なトラブルが起きている様子。そのようなトラブルが起こりうる可能性があるというのに、日本では本当に万全な対策ができているのか。何よりも問題なのは、国民ひとりひとりがそれを信じられていないことだと思います。国がやるのだから大丈夫。国民がそんな風に何の疑いも持たずにいられるような国になるのは、日本にとって難しいことなのでしょうか。"