マイナンバーのメリットを具体的に知りたい

マイナンバーのメリットを具体的に知りたい

マイナンバーの通知やカードの交付が進められていて、マイナンバーのことば自体は周知されてきているようです。ただ何となく、マイナンバーのメリット、デメリットなどわかったような気になっていますが、本当に理解している人はそれほど多くはないのではないでしょうか。
マイナンバーは正式には社会保障税番号制度といって、マイナンバーを利用することにより、行政の効率化、国民の利便性の向上、公平・公正な社会の実現に効果があるということだそうです。

 

少なくとも住民の立場からは、全くメリットを実感できなかった住基カードのことが頭にあるためか、マイナンバーの効果を挙げられても、どうしても疑問に思ってしまいますね。
例えば、行政の効率化というなら、マイナンバー導入により、どれくらいの費用が削減できるかを示してほしいものです。
効率的になったかも知れないけど、新しいシステムの導入や維持などの費用が増えて、結局、予算は却って膨らんだというのでは話になりませんね。具体的に、財政の改善にこれだけ貢献したというのが出てきて、初めて具体的なメリットと言えるのだと思います。

 

また、公平、公正な社会の実現というなら、補足できなかった税をきちんととれるようになって、どれだけ税収があがるのか、見逃がされたいた不正受給をなくして社会保障費がどれだけ削減できるのか、そういう数字も出してほしいです。抽象的な文言を並べただけでは、説得力がありません。財政赤字がどんどん膨らんでいく中で、普通の国民が本当に懸念するのは、そういう不公平な部分が実際に改善されていくのかどうかということなのです。

 

それに、すでに法制化されて決まっていることと、これからできるようになりますよという可能性の部分が、きちんと整理して説明されていないということがあります。

 

今後利用分野が広がって、より利便性が向上するというなら、その具体的な方向も示してほしいです。例えば、医療分野などでも適用されるそうですが、医療事務はともかくとして、医療そのものの情報はどうするのでしょう。
医者を変わったりすると、また最初から同じを検査されたりして、どう考えても無駄だと思うことがよくあります。そういう無駄のない医療情報の共有は実現するのでしょうか。

 

健康情報のような機微性の高い個人情報は、情報の保護が非常に重要です。どこまで利用範囲が広がって、どんな社会が実現するのか、是非示してほしいものです。